うさぎの飼い方は、犬や猫などの飼い方とは少し、いや結構な違いがあります。
うさぎは自然界では捕食される側の動物なので、繊細で臆病なところがあります。そして、草食動物なので食べ物も繊維質が多いものでないとお腹の調子を崩すことも。
初めてうさぎを飼う方に、これだけは知って欲しいと思う内容をまとめました。うさぎの飼育本が手元にない方はぜひこれだけでも読んで、うさぎさんとの暮らしを安全で楽しいものにしてくださいね。
うさぎを飼う前に
うさぎをお迎えする前に、本当に責任を持ってお世話できるのか確認してみてください。
うさぎはデリケートなので動物病院にいく必要も出てきますし、お世話にかかるお金のことや、飼う前のアレルギーチェックも大切です。
こちらの記事にうさぎ飼育費用やアレルギーなどのチェックポイントをまとめています。
うさぎのお迎え準備
うさぎをお迎えすると決めたら、飼うために必要な飼育用品を準備しましょう。
最低限必要なものは、こちらの記事でまとめています。
うさぎをお迎えする時は
うさぎをお迎えしたら、少しづつ飼い主さんやお家の環境に慣らしていきましょう。いきなり触ったり抱っこしたりするのはNG!まだ子うさぎだと、恐怖からストレスで具合の悪くなる子もいます。
おうちに来てからの慣らし方はこちらの記事で解説しています。
▼飼いやすい性格のうさぎの種類なども解説しています。
うさぎのお世話・飼い方の基本
うさぎの毎日の食事や掃除などのお世話について、最低限知っておいて欲しいことをまとめました。
うさぎは消化器官が不調(下痢、便がでない、胃腸が詰まる)なだけで、亡くなってしまうこともあるデリケートな動物です。
毎日の食事で気をつけるべきことを、こちらの記事でまとめました。ぜひご覧ください。
▼うさぎが長時間過ごすケージについても超チェックです。ストレスを溜めないために、ケージの置き場所や掃除について考えてみてください。
ブラッシング・爪切り
うさぎは年に2回、換毛期と呼ばれる毛の大幅な抜け替わりの時期が来ます。なので換毛期には、ブラッシングなどケアしてあげる必要があります。
うさぎは自分でも毛繕いしますが、飲み込んだ毛を吐き出せません。そうすると胃腸が毛でつまる「毛球症」という病気になり、最悪の場合消化器官がつまって(うっ滞)亡くなってしまうことも。
換毛期だけではなく、毎日のブラッシングケアや爪切りも必要です。
季節ごとの対策
うさぎが快適に感じる温度の許容範囲は 18~28℃くらい。もっとも快適な温度は 20~22℃を中心に激しい変化がないことといわれています。平均湿度は 40~60%の間に保つのがベスト。
▼冬の寒さや乾燥対策については、こちらの記事にまとめています。
うさぎとのコミュニケーション
うさぎは懐くの?と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、(※個体差はありますが)実はとっても愛情深く、甘えん坊な一面があります。
うさぎは鳴くことができないので、喜怒哀楽が伝わりにくいかもしれませんが、少しづつそのサインに気づいてあげることで、より信頼が深まります。
▼うさぎとのコミュニケーションに役立つ知識は、こちらの記事にまとめました。
うさぎを飼うお部屋の対策
うさぎの飼い主さんの一番の悩みとも言えるのが、どこでも「かじられる」こと。家の柱や家具から、電気コードまで、せんあらゆる場所をかじられます。
電気コードをかじられると、うさぎの命に関わる他、火事などの危険も。
うさぎのかじる行為は本能なので、しつけても治りません。なのでかじり対策は必ずしておきましょう。
まずは飼い方の本を手元に1冊
うさぎの飼育本をどれでもいいのでまずは1冊購入して読んでみてください。できれば、うさぎのお迎えからお世話、病気についてなど網羅的に幅広く書かれているものがおすすめです。
▼筆者が買ってよかったと思う飼育本の内容を解説しています。