いよいようさぎのお迎えの日!おやつ何買おう♫ワクワク
おやつの前に、用意しておくアイテムは揃ってる?
もう一度おさらいしてみよう!
うさぎをお迎えする前に準備しておくものは?
初めてうさぎをお迎えする方は、何を買っていいか迷ってしまう方も多くいます。
今回はうさぎの飼育に必要な10のアイテムをご紹介。買ってからよくある失敗談や、「掃除がしやい、使いやすい」等々、失敗しないための選び方も解説します。
うさぎの飼育に必要な最低限のアイテムを揃えて、快適な住まい環境を用意してあげましょう。
ケージ
うさぎが一番長く過ごすのがケージです。うさぎの大きさに合ったケージを選びましょう。
お迎えした時は仔ウサギで小さくても、大人になって大きく成長する種類のうさぎもいます。ミニウサギがその典型ですね。
▶︎失敗しないための選び方
サイズは、横幅だとうさぎが手足を伸ばして横になっても十分な広さをとれるもの。高さは、うたっち(うさぎが後ろ足で立ち上がる)しても耳が天井につかないくらいがベスト。
また、掃除のしやすさも重要なポイントです。
うさぎのオシッコはカルシウムが多く含まれ、放置しておくと石灰石の様に固まってしまいます。(クエン酸につけおきすれば溶けます)。ケージの底は、オシッコを通しやすい網になっているものがいいでしょう。掃除がしやすく衛生的です。
▶︎うさぎのケージ徹底解説!置き場所や夏冬レイアウト、掃除の仕方まで
▼よくある失敗談
・キャスターがないタイプのものを選んで掃除の時の移動が大変!
・小さめのケージを買ったら、ミニウサギが大きくなって書い直し。
床じき
ケージの底が金網の場合、うさぎの足裏に負担がかかることがあります。そんなときは床じきをひいてあげましょう。チモシー牧草や藁でできたものや、木製、プラスチック、樹脂製などいろいろな商品があります。
オシッコやホコリで汚れるので、定期的に洗ってあげましょう。牧草でできたものは、複数枚用意し、汚れてきたなと思ったら交換してあげて下さい。
夏は体温を下げてくれる冷感プレートもオススメ。季節によっても変化をつけてあげると喜んでくれるかも。
▶︎失敗しないための選び方
藁でできたものはうさぎが齧っても楽しめる反面、おしっこなどで汚れるので定期的に買い替える必要があります。
もし1つのものを長く使いたいのであれば、洗える床じきか、ケージ内のうさぎ用マットが便利です。
※おしっこで床じきを汚しやすい子は:
トイレでおしっこができず、ケージの床におしっこをする子は足裏が汚れやすくなります。汚れが続くと「ソアホック」という足裏の脱毛症状が出ることもあります。
そんな時は、足裏の負担がなく、かつ水分を吸収してくれるマットが便利です。
» うさぎのソアホック予防に!うさぎの足裏清潔マットをレビュー
▼よくある失敗談
・樹脂製のものを置いたら齧って食べてしまった。
・おしっこで汚れている藁の床じきを食べちゃった。
エサ(ペレット)・牧草
ペレットや牧草は、お迎え当日には用意しておきましょう。お迎えするペットショップで買うのも◎。
▶︎失敗しないための選び方
お迎えしたペットショップでどんな種類のものを食べていたかあらかじめ聞いておき、同じものを与えるのが安心です。
新しい環境(家や人間)で、知らない食べ物が出てきたら、最初は警戒して食べてくれない子もいます。牧草などは、できれば同じメーカーのものがベストです。
▼よくある失敗談
・種類の違う牧草をあげたら食べてくれなくなった。
(参考)ペレットの選び方:【うさぎのペレット徹底解説】選び方、成分の見方から注意点まで
※イネ科植物のアレルギーがある方:
イネ科のアレルギーはチモシーやオーチャードグラスなどの牧草の花粉が原因で発症することが!
アレルギーの方は花粉や粉が出にくいペレットタイプの牧草がおすすめです。
» 牧草アレルギー対策におすすめ!うさぎ用チモシーペレットタイプ5選
食器(ペレット入れ)・牧草入れ
ペレットをいれる食器は、ひっくり返しにくい重さのあるものがいいでしょう。プラスチック製や陶器製、ケージに金具などで取り付けるタイプのものが一般的です。
▶︎失敗しないための選び方
牧草入れは、ケージに取り付けるタイプのものが主流です。直接ケージに直置きする人もいますが、その場合、うさぎが自分の排泄物で汚れた牧草を口にすることもあるので、定期的に取り換える必要があります。
ケージに取り付けるタイプであれば汚れる心配はありません。ケージの外側から牧草を補充できるタイプもあるので、ケージに合ったものを選んでみて下さい。
なんでも齧ってしまう子には、木製(かじり木)でできた牧草入れが安心です。
▼よくある失敗談
・お皿を使うとペレットをひっくり返して掃除が大変。
・プラスチック製の牧草入れを齧って大変。
給水ボトル
うさぎに飲み水を与えるための容器です。ケージに取り付けるタイプが一般的です。ボトル側面にメモリが書いているものがおすすめ。うさぎがどれくらい水を飲んだかが一目でわかるので、体調管理に役立ちます。
給水ボトルには、ノズルタイプと置き型タイプのものがあります。
▶︎失敗しないための選び方
仔ウサギや高齢うさぎで、ノズルが届きにくいうさぎは、置き型タイプのものを選んであげるといいでしょう。
給水ボトルの水は放置すると雑菌が繁殖しやすくなるので、定期的に洗剤で洗いましょう。洗いにくい給水ボトルはおすすめできません。
▼よくある失敗談
・スポンジが届かない場所を洗うのが大変。
・ノズルタイプを選んだけど、身長が小さすぎて届かない。
トイレ
ケージ内に設置し、うさぎがそこで排泄をするとケージが清潔に保てます。ケージの隅に金具などで固定するものや、陶器製のものがあります。
うさぎさんによっては、陶器製が好きな子や、プラスチックのトイレでしかオシッコしない子もいます。トイレでしてくれない、とお悩みの方は、材質や形を変えてみるのも手ですね。
▶︎失敗しないための選び方
きちっとトイレをしてくれても、トイレ容器が小さすぎると、うさぎのお尻がはみ出して、結局ケージを汚してしまうこともあるので、体にあったものを選んであげて下さい。
ケージ内のスペースを広く使いたい場合は三角型、お尻がはみ出す心配のある子には四角型がおすすめ。
▼よくある失敗談
・大きめの四角型トイレを置いたらケージが狭くてウサギの寛ぐスペースがなくなった。
・かまって欲しい時にプラスチック製のトイレをひっくり返して暴れる。
ペットシーツ/トイレ砂
トイレの容器の底に敷いておき、排泄物を吸収、消臭してくれるものです。
▶︎失敗しないための選び方
ペットシーツは、白いタイプのものがおすすめ。うさぎのオシッコの色がわかるので、体調管理に便利。ペットシーツは齧られないように注意しましょう。
トイレ砂には、木製や紙製、おからなどがあります。可燃ごみに捨てられるものの方が掃除がしやすくて便利です。
トイレの底に敷いて使いますが、中には直接ケージに撒いておく人もいます。その場合は、齧っても安全なものを選んでください。濡れて固まるものは、生殖器についてしまうと危険なので注意しましょう。
▼よくある失敗談
・うさぎがトイレ砂を齧って食べてしまった。
・ペットシーツを齧ってボロボロに。
キャリーバック
ペットショップからうさぎをお迎えする時に持っていきましょう。
動物病院やペットホテルへの移動の際にも必要になります。布製のソフトキャリーや、樹脂+金網製のハードキャリーがあります。
▶︎失敗しないための選び方
ハードキャリーは、頑丈で災害時に役立ちます。また、給水ボトルを取り付けられるので、飛行機などの長時間移動にも安心です。
ソフトキャリーは持ち運びが軽く便利なので、通院時やちょっとした移動の際に便利です。
▼よくある失敗談
・ソフトキャリーしかない!災害で避難するときに不安。
・ハードキャリーを買ったけど給水ボトルが取り付けられないタイプだった。
体重計(スケール)
うさぎの体重を定期的に測るために用意しておいた方がいいでしょう。g単位で測れる大きめのクッキングスケールでも大丈夫です。
100均のかごにうさぎを載せて、スケールで計りましょう。お迎えした日から数ヶ月は、体調管理も含め、定期的に体重を測るといいでしょう。
温度計・湿度計
うさぎは夏の暑さや冬の急な温度変化で体調を崩しやすい動物です。室内の温度や湿度は、人間の肌感覚ではなく必ず温度計・湿度計で確認しましょう。
その日の最高気温、最低気温が測れる機能がついているものがあれば便利です。
また、人間がたっている場所は快適な温度でも、うさぎがいる床の上では温度差がある場合もあります。温度計・湿度計は、なるべくケージの近くに設置しましょう。
▼よくある失敗談
・温度しか測れず、結局もう1台買う羽目に・・・。
まとめ
いかがだったでしょうか。
いろいろ準備するもが多くて大変、と思った方もいるかもしれませんが、この10つの基本アイテムは、うさぎさんの快適な生活に欠かせないものです。
見た目も大事ですが、掃除のしやすさや安全性は重要な要素です。まずは、うさぎや飼い主にストレスのないアイテムを選ぶことを目指してみて下さいね。
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