うさぎの飼い方がわからないあなたへ
うさぎを初めてお迎えするのってドキドキしますよね。それと同時に、「ちゃんと飼えるかな?」と不安になるかもしれません。
ネットで飼い方を調べても、たくさんの情報があって、何が正しいのか分からないと混乱することもしばしば。
実は私もうさぎを初めてお迎えした時は、周りにうさぎ友達は一人もいなかったので、飼い方や懐いてくれる方法などが全然分からず困ったことも多々あります。
そんなうさぎ初心者だった過去の私にひとつだけアドバイスするとしたら、お迎え前に(できればグッズ用品を揃える前に)
「うさぎの飼育本を1冊買っておくべし!」です。
ネットのたくさんの情報に踊らされるより、まずはちゃんとした専門家が書いた飼育本を1冊でいいので目を通しておくことの方が、正しい情報を最短で知ることができ、はるかに時間の節約にもなります。
お金は多少かかりますが、教育本などは流行りすたりが少ないため、メルカリで売りやすいと言われています。なので、お金をかけたくない方は、ある程度理解したらメルカリで売るのもいいかもしれません。
でも難しい本はちょっと、という方もいますよね。私もイラストのない本は読めない性格の人間です…笑 そんな私が実際に購入してよかったうさぎの飼育本をご紹介します。
うさぎ初心者向けおすすめ飼育本4選
ネットでいろんなうさぎの飼育本が売っていますが、実際手にとってみないとどれがいいか分からないですよね。
今回は私が買ってよかったうさぎの飼育本を紹介します。イラスト多めで初心者さんにも分かりやすい内容のものを選びました。
基本のお世話や飼い方の本ならこれ
小動物☆飼い方上手になれる!ウサギ(誠文堂新光社)
よくある飼育本だと、文字だけの説明+写真をたまに載せてあるくらいで、実際のお世話のやり方が分かりにくかったり…。
この本はイラストや写真が全てのページに載っていて分かりやすく、内容も細かな部分まで丁寧にイラストで解説してくれているので参考になりました。
挿絵のイラストもほっこり系で可愛くて読みやすかったです。
内容も、うさぎの習性からお迎え準備、お世話や健康についてなど幅広く説明しているので、何か分からないことがあった時にこの本を持っておくととっても便利です。
はじめてさんのうさぎと暮らすヒント丸わかりハンドブック(マガジンランド)
B6サイズで持ち運びやすい軽さが嬉しい1冊。お出かけする時などにカバンの中に入れて、何かあったらすぐ調べられるのが便利です。
特にp76のうさぎが食べれる野草が写真付きで乗っているので、うさぎを外で遊ばせたいと思っている方ならこの本を持っていくことをおすすめします。
内容も分かりやすく、お世話や飼い方などを写真付きで幅広く説明してくれているので、うさぎ初心者さんの初めての1冊にちょうどいいボリュームだと思います。
著者はうさぎ専門店「うさぎのしっぽ」の社長で、マツコの知らない世界に出演したこともあるいわば「うさぎの重鎮」。うさぎ関連書籍も多数出版している方です。
「うさぎのしっぽ」でうさぎさんをお迎えする場合はこの本がもらえると思うので、買う必要はないです〜。
文章を読むのが苦手な方にはこれ|子供にもおすすめ
うさぎがおしえる うさぎの本音(朝日新聞出版)
とにかくイラストが可愛い!ただのうさぎのイラストではなく、それぞれの登場人物(うさぎさん)の設定があり、そのうさぎさん目線から「飼い主さんに伝えたいこと」を喋ってくれるというストーリーがある1冊。
文字を読むのが苦痛な方でもこれなら読めそう。子供が読んでも楽しくうさぎ飼育が学べると思います。(小学校高学年くらいからかな?)
うさぎとの暮らしにおけるヒントや、うさぎの気持ちや仕草の意味などの解説もあるのが嬉しいポイントです。
どちらかというとコラム的な感じなので、基本の一冊のプラスαとして持っておくのがおすすめです。
イラストのスペースが大きくて分かりやすく書かれているので、子供にうさぎの飼い方を教える時にも便利そう。
上級編|うさぎの気持ちがもっと知りたい方にはこれ
もっと知りたいうさぎの秘密「うさごころ」がわかる本(日本文芸社)
すでにうさぎの飼育本は買ったよ、という方にはちょっと上級編のこちらの本がおすすめ。お世話から一歩踏み込んだ内容で、うさぎさんの気持ちを読み解くヒントになります。
うさぎの気持ちを理解することは実はとても大切。
なぜなら、うさぎは捕食される側の動物で、”弱みを見せると命の危険につながる”と本能にインプットされているのでストレスやしんどさなどを隠そうとします。
うさぎさんの気持ちを察してあげることで、ストレスの溜まりにくい、より暮らしやすい環境を作ってあげることができます。
また、うさぎさんが懐いてくれるヒントにもなるので、「懐いてくれるか不安…」と感じている方にはおすすめの1冊です。
イラストも、ドヤ顔などうさぎの特徴を上手くとらえていてすごく可愛いです。
飼育本は電子書籍より紙の本がおすすめです
最近は電子書籍が主流になってきています。筆者もマンガなどはほぼ電子書籍ですが、飼育本は全て紙書籍で購入しています。
紙の本だと、持ち歩くのが簡単だったり、付箋を貼れたりするので便利なのはもちろんですが、一番の理由は、万が一災害が起こって停電や避難所生活になった時に、うさぎさんを守るための知識は必ず必要になってくるから。
なので電子書籍派の方でも、1冊は紙の本で持っておくことをおすすめします。
まとめ:まずは自分に合ったうさぎ飼育本を選ぼう
いくらたくさん飼育本を買ったとしても、読まないと意味がありません。
まずはこれと決めた飼育本を1冊、くりかえし読んでみてください。うさぎの飼い方の理解が深まり「飼えるかな?」という不安がかなり解消されますよ。
もしその上で分からないことや、もっと詳しく知りたいことがあればネットも活用して調べると効率よく学べるのでおすすめです。
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